2011年のプロジェクト
いろいろな人と同時代を生きている中で、こだわりのある様々な表現を通して生きること本来の意味の手がかりを与えてくれている人がいます。違いを認め、違いを考えることから生まれてくる関係性の哲学をアートによる創造のレッスンで行う。今年のテーマは「日々是好日」。
表現においては、障害や年齢はひとつの個性となり、一人ひとりのこだわりの自己表現から豊かな市民文化の創造が拡がることを念頭に、「繋がり・気配・関係性」のキーワードから、人と人、人と地域、人と自然が交歓し、あらゆる側面のつながりを恢復させることを活動の主軸にしています。同時代を生きる人の表現を家族の歴史や、地域との関係、人生におけるQOLの観点からアーティストの視点を注いでいく。瀬戸内の笠岡諸島・白石島で暮らす人や、真鍋島の高齢者、また幕末、地域振興を図った総社市の池上秦川の家族たちとともに、アートの視座から「人間性とは、人間とは」を具体的に掘り起こし表象させ、地域資源の再構築をおこないます。
笠岡でワークショップを開催して10年。白石島での活動は5年目になります。今年は8月5日~16日にかけてアーティストのタノタイガさんの滞在制作を主に「笠岡諸島文化祭2011夏」を行います。
おかやま市内を走る路面電車を巨大なピンホールカメラに!どなたでも乗車することができます。この電車カメラ(バスカメラ)を考案した佐藤時啓氏の展示を9/14〜9/26までルネスホールで開催いたします。
二人のアーティスト:伊達伸明と岡田毅志による池上秦川邸初のレジデンスプログラム。
池上邸を舞台に巡る遊覧鉄道の旅。10/8 〜 10/16に展示開催いたします。ご期待下さい。
アーティストが学校にやってくると、どんなことがどんなことが起こるのでしょう。
2011年度は、瀬戸内市立牛窓西小学校、岡山市立中央中学校、和気町立藤野小学校でおこないました。
そのまとめとして、3月11日(日)、武久顕也氏(瀬戸内市長)と加藤種男氏(アサヒビール芸術文化財団事務局長)の対談を行います。
今年で7年目を迎えるアートプロジェクト
今年度は、白石島の桑の実、海苔のお菓子とおつまみ、鳥取のラッキョウ漬、琵琶のリキュールなどに挑戦しています。
毎月第3土曜日、14:00〜
毎月第3土曜日、10:00〜